HEDONISTIC PIXEL ART(跡地)

ドット絵・ゲーム開発やってる背教の士です

Unityへの反逆

不定期ブログ更新のお時間です。

おかか容疑者です。

 

 

 

最近はめっちゃゲーム製作エキサイティングしてます。

製作というよりも開発と言った方がいいのかな、デベロッパーっぽいしな。うん。ゲーム開発エキサイティングしてます!

 

 

とはいえ、先週の頭くらいまでは全然逆で、開発に対して鬱々とした気持ちでおりました。

 

年が明けてしばらくは読書に興じておりまして、ドット絵を打つにせよもっと技術的な勉強をした方がよいのでは?という理由でマンガの技術書とか自己啓発系の本とかいろいろ読んでいました。

マンガのキャラや背景を描くにはこんな事に気をつけているんだなぁというのが知れたのがよかった(ドット絵に直接活かせそうな部分はあまりなかった模様)。

というわけで読書に専念し、少しの間はドット絵・ゲーム開発からは離れていたわけです。

 

 

んで、間を置いてから「そろそろ開発もやっていかなきゃな……」と重い腰を上げ、Unityを立ち上げました。

 

立ち上げたんですが。

 

ちょっと離れてる間に、開発に必要な情報をかなり忘れてしまっていたんですね( ;∀;)

 

 

こうなるともう大変で。

前の作品と同じ部分はコードをコピペしてどうにかできるんですが、元々プログラミングなぞ覚束ないような身。

「この仕様どうやって作っていくのか」という点をまた逐一調べつつ覚えていかねばならない。

確かにUnity勉強して使いこなせたらカッコイイんですが、それには相応の勉強時間や経験が必要となってくるわけで、それは当然ながらドット絵その他の時間を割く必要があるわけです。

 

 

「これ、このまま続けてたら本格的に絵の時間なくなるな………」

 

 

ゲーム開発はしたいが必要以上の時間は使いたくない。

目的のための手段が思った以上に複雑で、これは自分の取っている方法がマッチしていないのではないかと。

 

 

 

となると、Unityを触る前に使うか悩んでいたアクツクMVを使ってみるしかないのではないか。

評判は芳しくないながらも、GUIで開発できる部分がそれなりにありそうで、少なくともUnityを使い続けるよりは心理的にはラクになるはず。

あまり気が乗らないながらも、再度アクツクMVについて情報を吟味すべくググっておりました。

 

 

 

………ん?

 

note.com

 

 

こちらのぽりたんQ様のブログにて出てきた「インディゲームクリエイター」なる言葉。

なんだこれ。初めて聞いたぞ……。

 

 

 

………え、なんだこれ。

本当にマウスでポチポチするだけでプログラミングなしで動かせるのか?

 

 

 

すごい興味出てきた。

 

 

 

世紀の大発見。

そして「もしかしてこういうツールっていっぱい出てるんじゃないの?」と検索してみたら

 

 

 

wiki.denfaminicogamer.jp

 

 

いっぱいあるやんけおい!!!!!!!

 

 

 

今まではゲーム制作はUnity一択だね(ニッコリ)と語りかけられていた世界が一気に崩れ去りました。

 

とはいえ上記サイトに載せられているゲームエンジンは2D作品の開発に向いていないものもあるので、私の求めるものとしては先のインディゲームクリエイター、GameMaker、Constructあたりが候補の模様です。

 

 

どれを使えば良いのか。

実際どれも優秀なゲームエンジンなのだと思います。とりわけGameMakerはあのUndertaleやsteamの有名ゲームを作り上げた逸品とのことで、コイツは強そうだなと感じました。

 

 

 

しかし、私がまずやらなければならないのは自分のゲームを形にして完成させること。

 

調べてみるとGameMakerはドラッグ・アンド・ドロップでブロックを重ねる形でゲーム制作ができる!という魅力的な方法を取っているのですが。

どうやらこの機能はそんなには使わず、結局GM専用のプログラミング言語を使っていくのがベターだとのことで、それじゃUnityとそんなに変わらないじゃねえかという点が引っかかります。

Constructの方は出力できる形式がかなり限られているようで、いろいろな開発をするべく長く使う前提だとこの時点で不利なのではないかという問題点が。

 

 

 

それに対してインディゲームクリエイター(英語だと Clickteam Fusion 2.5 という名前です)、

 

 

 

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よりによって公式ページのサンプルゲーム見本に非公開動画のものを載せていたり

 

 

 

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「サイードメニュー」、

 

 

mogaku.com

 

そしてCFユーザー様のこのブログで爆笑させられたこと。 

 (実際の雰囲気を知る上でも非常によかったです!!!)

 

 

 

 

 

 メーカーもユーザーも何かがおかしい。

これだ。この空気感は間違いない。

私が選ぶべきはこのツールなんだなと確信に近い思いを抱きました。

 

 

 

 

とはいえいきなり購入して期待通りでなかったら怖いので、せっかく公式で配布してくださっている無料版を使ってみてます。

 

 

おお………これめっちゃいい…………!

 

 

最初に感動したのが「本体が軽い」こと。

Unityは起動してまともに動かせるまで5分くらいかかり、その上でVisualStudioも立ち上げるとさらに時間がかかって計10分くらいは待ち時間がありました。

CFは本当軽い。起動して10秒くらいでもう使えるようになります。お手軽感!

 

 

実際の開発も事前情報通りにかなり直感的に使えます。

チュートリアルも4つ付いているため、それぞれこなしていけばこういう仕様があるのかというのがだいたいわかりますし、それでも分からない部分はMMF2(CF2.5の前作品)

も含め検索すれば少なめながらもいろいろ情報は出てきます。

メーカー側の用意した機能を元にして開発を進めるため、プログラミングの分かる方には煩わしさを感じる部分もあるのかもしれませんが、プログラミングが分からない人間としてはまずその感覚が分からないため特に問題なく使えるのではないかと。

 

 

 

 

無料版でもそれなりには容量あるゲームは作れるっぽい感じあるので、気になる方は一度試してみるとよいかなと思います。

「お絵描きに時間使いたいけどゲームも作ってみたい」という方に対しては神ツールになりうるのではないでしょうか!